暮らしのマネー
2020年3月3日 16:00
一方、自宅でのネット環境が整っておらず、リモートワークに苦労したというのは、マスコミ業界で働くBさん(20代・女性)。
「自宅は携帯電話の契約のみで、インターネット回線は引いていません。プライベートで動画を視聴するくらいであれば問題ないものの、仕事に必要な回線速度やセキュリティが不安でした。カフェやコワーキングスペースでの業務も禁止されていたため、外で作業することも出来ず、結局は上長に許可を取って、いつも通り会社で業務をしました」(Bさん)
Bさんと事情は異なれど、やはり自宅での作業に苦労したというのが、メーカーで経営管理職につくCさん(40代・男性)だ。Cさんは未就学児を抱えている。
「自宅はモノが多く、仕事に集中出来る机もない。また子供が起きている時間帯はどうしても相手をせざるを得ず、業務がほとんど進みませんでした。働きやすいオフィス環境で、仕事が出来るありがたさを痛感しました」(Cさん)
また、メーカーで新規事業開発を行う30代の男性会社員・Dさんは、リモートワークにもメリット、デメリットの双方あることを痛感したと話す。
「通勤電車のストレスや疲労もなく、仕事のスイッチが入りやすかったことが一番の魅力。一方で、会社に集まらなくなると、どうしても複数人でのコミュニケーションに苦労する。特に、意思決定のための会議が無くなると、業務のスピードがどんどん遅くなってしまうように感じました……」(Dさん)
遠隔で行える業務もある一方で、直接会わずには進まない仕事もある。円滑なリモートワークの運用は、まだまだ課題が多そうだ。
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