住まい・不動産

マイホーム購入を大後悔する40代男性 下見で気に入ったのになぜ?

「桜が満開の休日に下見したから…」

「その公園は夜になると地元の不良のたまり場になるということが、引っ越してすぐに判明しました。確かに、地域的にあまりガラが良くないことは知っていましたが、バイク、原付、自転車に乗った少年少女が夜な夜な集まり、バイクをふかしたり、大きな声を上げたり、夏は毎日のように花火です。ゴミも処分しないので、目に付いた時は私が掃除しています。

 また公園があるせいか、蚊がものすごく多くて、庭の洗濯物を取り込むだけで、何か所も蚊に刺されます。秋になると公園の木の落ち葉が凄まじく、毎日のように家の前を掃かないといけませんでした」

 憩いのスポットであるはずの公園が、こんなリスク要因になるとは……。それもすべては、下見のタイミングが悪かったからだと、Yさんはいう。

「我々は新年度が始まったばかりの4月、快晴の休日の昼間に下見をしましたが、結果的にはそれが間違いでした。駅までのルートは休日でガラガラ。うるさい木工場も休日なのでお休み。不良少年も昼に公園には来ません。

 そもそも快晴で、桜が満開の休日に下見なんかしたら、どんな物件でもよく見えてしまうんですよ。しかも4月で『心機一転、頑張るぞ!』と、テンションも上がっていた。後から考えれば、奇跡的に物件が良く見えるタイミングで下見に行ったんですよね」

 以来Yさんは、家を探しているという人に会う度に、「いろんな天候のときに下見に行け」「休日も平日も下見をすべし」と伝えているのだとか。マイホームは一生の買い物だけに、どんなに気に入っても、最低数回は下見に行ったほうが良さそうだ。

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