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「終活」大倒産時代へ 葬儀積立金消失、廃寺、納骨堂閉鎖のリスク

2020年11月9日 7:00

住職不在で「廃寺」に

 全日本仏教会が4月に全国364か寺にアンケートを行なった結果、77%が前年に比べて収入減少と回答。約2割は「80%以上減収」とし、「葬儀」などと関係する寺院を取り巻く事態は深刻だ。

「過疎地域ではコロナ禍の影響で月参りや法事の中止が相次いでいる。お寺の倒産にあたる『廃寺』の増加も懸念されています」(全日本仏教会関係者)

 廃寺が増えると、何が起きるのか。柳谷観音大阪別院・泰聖寺の純空壮宏住職はこう指摘する。

「全国7万か寺のうち、住職のいない無住寺はおよそ1万か寺に上り、年々増えています。無住寺はいずれ廃寺として宗教法人を解散します」

 菩提寺がなくなれば、葬儀の際のお経の依頼にも困る。そうなった時に慌てないため、日頃から菩提寺の経営状況をチェックしたい。前出・純空住職はこういう。

「寺院の経営は、会社で言う社長、つまり住職の手腕次第です。来訪者への対応などから住職の人柄、資質を見極めるともに、本堂や庭、墓地の手入れもチェックしたい。境内に線香の匂いがしていれば、参拝者が多いということがわかります」

納骨堂閉鎖でお骨だけ返送

 日本石材産業協会が墓石小売店99社に行なったアンケート(4月実施)によると、「前年同時期に比べて来店数が減った」との回答が78社(78.8%)に上った。その理由として71社が「新規建墓数の減少」と答えている。墓石店オーナーが語る。

「昨年の消費税増税前の駆け込み需要の反動があるなか、コロナが追い打ちをかけた。墓石の購入や納骨がコロナで先送りになり、資金繰りとしては厳しくなっている」

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