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コロナ2年目でもう限界… 情熱が薄れ“推し疲れ”するファンたちの声

 かつてはリアルイベントやライブ、スマホゲームの課金、グッズ購入などを含めると、月6万円ほど“推し活”に費やしてきたAさんも、すっかり変わってしまった。では、世の中がコロナ以前のような状態に戻れば、以前のような情熱は取り戻せるのだろうか。Aさんは、「それはない」と断言する。

「コロナが収束しても、もう以前の僕に戻ることはないと思います。不思議とスッキリした気持ちなんですよね」(Aさん)

「アイドルを応援して後に何が残るんだろう」

 メーカーに勤める20代の男性会社員・Bさんは、“ガチ”なアイドルファンから、“ライト”なファンへと移行した。

「元々、グッズのブラインド商品(ランダムで推しが入っている商品)の購入が大変だったりして、全部が全部楽しめていたかというと、案外そうでもない。そんな中で、最大の楽しみだったライブがなくなったことが決定打。だんだんライブがない状態に慣れてきてしまって、別にライブで見なくてもいいや、という気持ちになってきてしまいました。

 配信ライブは、何度か見たことがあるのですが、やっぱり見ている側が1人というのは寂しすぎる。最初の頃こそ“つながってる”感に感動しましたが、もう気持ちが盛り上がれないままです」(Bさん)

 出費面も影響している。Bさん曰く、コロナ以前は「無理やり頑張ってきましたけど、もう自分をだませなくなった」というのが本音だ。

「これまではライブの遠征費に年間80万円くらいかかっていました。“推し”の生活のためと思っていましたが、コロナ禍で我に返ったというか。確かにアイドルは人生の活力ではありましたが、後に何が残るんだろうと思ってしまいました」(Bさん)

 専門商社に勤務する20代の女性会社員・Cさんは、人気コンテンツのイベントやライブへの参加に熱心で、グッズやCDを集めることも好きだった。コロナ以前は、それらの行動に疑問を持つこともなく、「満足していたし、幸せだった」と言うが、コロナ禍でリアルイベントに参加しづらくなったことで、意識の変化が起きた。

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