【カレー】日本人のソウルフード、いまや世界中でヒット中
『カレーハウスCoCo壱番屋』で人気の「ロースカツカレー」
喫茶店の出前メニューが好評を得て、1978年にカレーライス専門店として名古屋市郊外に開店した『カレーハウスCoCo壱番屋』。ご飯の量、辛さ、トッピングを客が選べる仕組みが評判となり、現在、国内に1241店舗、海外に187店舗を出店。オープン当時からの一番人気はカツカレー（現在はロースカツカレー）で、当時の値段は480円。トッピングはチーズが1位をいまも独走中。近年はライスの代わりにカリフラワーを利用した「低糖質カレー」など、新たな提案も行っている。
1号店に併設された『壱番屋記念館』には、オープン時の店内を再現したコーナーも
『カレーハウスCoCo壱番屋』創業当時に使われていた木製メニュー表
【ドーナツ】日本におけるスイーツ系ファストフードの代名詞
『ミスタードーナツ』1号店。当時アメリカの店舗と同じドーナツを販売していた
1971年『ダンキンドーナツ』が東京・銀座に初出店。1971年大阪・箕面に開店した『ミスタードーナツ』1号店では、当時ドーナツ1個40円。初日は1時間に約4000個を販売し、全国に店舗を拡大していく。一方、ダンキンドーナツは1998年に日本から撤退。2006年東京・新宿サザンテラスに新登場した『クリスピー・クリーム・ドーナツ』では、当時並ぶと購入者はドーナツ1個をもらえたこともあり、連日長蛇の列ができた。近年日本独自の味も増えたドーナツには、コンビニも参入している。
『クリスピー・クリーム・ドーナツ』の定番「オリジナル・グレーズド」
