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牛丼、カレー、回転寿司、ピザ… 日本の外食チェーン誕生の歴史を紐解く

【アイスクリーム】チョコレートミントの青い色、斬新な味も話題に

1974年、東京・目黒に『サーティワン アイスクリーム』1号店が誕生

1974年、東京・目黒に『サーティワン アイスクリーム』1号店が誕生

 1945年にアメリカで誕生した『バスキン ロビンス』。日本では1974年、東京・目黒に1号店が『サーティワン アイスクリーム』という名前でオープン(この店名は日本のみで、日本以外は『バスキン ロビンス』)。当時は対面でアイスクリームをすくうチェーン店はなく、果肉やマシュマロ、ナッツなどが入った32種類ものカラフルなフレーバーが客を驚かせ、「おなじみの味がやってきた」と、駐在の外国人も歓喜した。現在、国内には約1200店舗を構える。

『サーティワン アイスクリーム』オープン当初からあるチョコレートミント

『サーティワン アイスクリーム』オープン当初からあるチョコレートミント

ストロベリーチーズケーキ

ストロベリーチーズケーキ

【回転寿司】観劇、映画、そして回転寿司が、大阪の楽しみ方だった

1958年、大阪・布施市(現在の東大阪市)に誕生した『元祖 廻る元禄寿司』1号店(写真提供/元禄産業株式会社)

1958年、大阪・布施市(現在の東大阪市)に誕生した『元祖 廻る元禄寿司』1号店(写真提供/元禄産業株式会社)

 回転寿司の日本1号店は、1958年に誕生した『元祖 廻る元禄寿司』。工場のベルトコンベアをヒントに開発した旋回式食事台が、日本の寿司を大衆化した。高度経済成長期は誰もが忙しく、短時間で満腹になる回転寿司は“いらち(せっかち)”の大阪人気質にもマッチ。当時は1皿50円の明朗会計。安くて早い、目新しいと客が押し寄せた。1973年に自動給茶装置が開発されるまで、お茶もレーンを回っていた。

※女性セブン2021年9月23日号

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