家計

やってはいけない「ダメな節約」 ケチって余計なお金がかかる例とは

ソレダメ!逆効果な節約25

ソレダメ!逆効果な節約25

電気代をケチって転んでけがをする人も

 節約というとどうしても食費を切りつめがちだが、より効果的なのは、光熱費や通信費など、毎月の固定費だ。例えば、電気代のカード払いのポイント還元率がだいたい1%のところ、東京電力エナジーパートナーなら、口座振替割引で55円安くなる。電気代が5000円以下なら、口座振替がお得だ。ほかにも、PayPay払いに切り替えるとボーナスポイントがもらえるなど、さまざまなサービスがある。

「ずっと同じ電力会社やガス会社を使っているなら、ぜひ一度見直しを。私も、ポイントサイト経由で『ミツウロコでんき』に乗り換えたことで、1万5000ポイントが還元されました。また、大手キャリアから格安スマホに変えたら、月1万円近くかかっていた通信費が3000円ほどに下がりました」

 水道光熱費の節約は、やり方を間違えると、かえってお金がかかる場合も。例えば、こまめにコンセントを抜くのは待機電力の節約につながるが、毎日のこととなると、節約できる金額に対するストレスが大きすぎる。家計再生コンサルタントの横山光昭さんが話す。

「トイレのタンクにペットボトルを入れる節水方法は、タンクの故障につながるので避けてほしい。また、電気代をケチったせいで、家の廊下が暗くて転んでけがをした人や、暖房の設定温度が低くてかぜをひいた人、浴室の換気扇をつけずにカビが生えた人……どれも節約のつもりが、余計にお金やストレスがかかっています。必要なお金は節約しようとしないでください」

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