住まい・不動産

マンション・アパート「1階」部屋の住み心地 避けられがちだが意外なメリットも

1階に住んでいればエレベーターが動かなくなっても苦労は少ない(イメージ)

1階に住んでいればエレベーターが動かなくなっても苦労は少ない(イメージ)

 1階で快適に生活しているAさんだが、「1階にもいろいろあるし、その人のライフスタイルによって、向き不向きはあると思います」という。

「窓を開け放したい人や、洗濯物は外に干したいという人にはやっぱり向きませんが、私は何階に住もうが基本窓と薄いカーテンを閉めっぱなしの生活だし、洗濯物もすべて室内なので、問題ありませんでした。

 実はこの物件で味をしめたので、他の1階の物件も見に行ったことがあるんです。そうしたら、窓の前が駐車場になっていたり、植木などがなくて、すぐに道路が見えていたりするようなところもあるので、1階は他の階よりも気になるポイントが多いのは事実だなと実感しました。でも、だからといって1階をすべて外すのももったいない。見に行ってみると、“いい1階”というのもあると思いますよ。特に新築は穴場です」(Aさん)

ロードバイクの室内保管も楽ちん

 自ら進んで1階を選んで住む人もいる。メーカーに勤務する30代男性・Bさんは、1階の良さを熱弁する。

「1階って、立地や設備の良さのわりに家賃が安いのに、空室になっていることも多いんですよね。僕はロードバイクに乗るので、1階のほうが室内保管に便利なんです。外置きだと盗難や劣化の恐れがあるし、2階以上だと出し入れが面倒なんですよね。万が一エレベーターが動かなくなったりしたら、大変なことになりますし」(Bさん)

 そんな1階好きなBさんだが、気を付けなければならない点もあると言う。

「住むエリアが重要になってくると思います。以前住んでいた1階の物件では、外から敷地内にゴミを投げ入れられたことがありました。また上階よりも虫が入りやすいので、虫が苦手な人は要注意です」(Bさん)

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