マンション価格高騰のなか、東京23区で購入するならどんな物件が狙い目なのか
東京23区のマンション価格高騰が続き、それを牽引する都心6区(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区・文京区)や湾岸エリアが注目を集めてきた。一方で、不動産調査会社・東京カンテイの調査によれば、2月の都心6区の中古マンション平均価格は前月比で37か月ぶりにわずかなマイナスに転じた。都心で頭打ちの兆しも見え始め、高額帯を中心に需要の伸びに陰りも指摘される。そうしたなか、古くから高級住宅街のイメージを持つ「世田谷区」に改めて目を転じたい。
世田谷区のマンション事情はどうなっているのか。中古で購入する際はどのような物件が狙い目となるのか。年間200以上の物件を取材している住宅評論の第一人者・櫻井幸雄氏が解説してくれた。
「2000年代に入る前までの世田谷区は、23区内でも住宅地としての“ランク”は高かったのですが、ここ10~20年ほどで相対的な評価が少し下がってしまった印象です。今の時代、マンションを購入するのであれば『世田谷区よりも豊洲などの“湾岸エリア”のほうがいい』と考える人も増えているのではないでしょうか。ずっと世田谷区に住んでいる人たちからすれば、『下町と一緒にするな』とプライドが傷つけられるかもしれませんが」(以下、「」内は櫻井氏のコメント)
