投資

【老後のための投資】インフレが進めば預金の価値は目減りする一方 60才からでも遅くないiDeCoとNISAの安心活用術

iDeCoで投資信託を選ぶべき理由

 ただし、あくまでも運用するのは「投資信託」のみにしたほうが安心かもしれない。

「iDeCoには投資信託のほかに、定期預金や積立保険といった『元本保証型』をうたう商品もありますが、これらは増えにくいのに、口座管理の手数料がかかってしまいます。銀行などで“元本保証だから安心です”と言われて信じ込んでいたら、手数料で元本がマイナスになったというケースもあります」

 新NISAでの個別株投資(成長投資枠)も、まっ先に手を伸ばすのはリスクがある。企業の事業内容や業績も理解しないまま、株主優待につられて個別株投資に手を出した結果、資産を減らしてしまう人は少なくない。

 また、退職金を受け取ったタイミングで銀行などから「外貨建て保険でお金を増やしませんか?」などと勧誘を受ける場合も多いが、金融機関がすすめてくる商品は基本的に手数料が高く、損しやすいと心得るべきだ。ファイナンシャルプランナーの黒田尚子さんが指摘する。

「ごく一部、リタイア後の投資で“億り人”になった人もいますが、もともと投資に回せる充分な額の種銭を持っていたか、投資について自力で猛勉強したかのどちらかです。私の知る限り、他力本願でお金持ちになれた人はいません」

 どの運用方法でも共通して言えることは、「絶対に資産を全額つぎ込んではいけない」ということ。

「生活費の7.5か月~1年分は預金として確保した上で、その残りを投資に回してください」(横山さん)

※女性セブン2023年11月2日号

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。