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「バリカタ」注文はなぜNG? 博多のとんこつラーメン「魁龍」名物店主が熱弁する“麺の茹で方へのこだわり”

「とんこつラーメンは硬めで食べるもの」というのは思い込みに過ぎない?(「魁龍」のラーメン)

「とんこつラーメンは硬めで食べるもの」というのは思い込みに過ぎない?(「魁龍」のラーメン)

 SNSや口コミサイトでの評価が気にされることの多い時代に、お構いなしで我が道をゆく飲食店もある。福岡空港にほど近い場所にある「博多 とんこつラーメン 魁龍本店」はそのひとつだ。濃厚なスープは「どトンコツ」のフレーズで知られ、熱烈なファンがいる一方、ネット上のレビューを見ると、アンチも少なくない。

 店に低評価をつける口コミを見ていくと、理由は「硬い麺」の注文を否定する店主の存在にあるようだ。

〈かた麺、バリカタ、ハリガネとか注文したら説教されます!!〉
〈バリカタ、粉おとしなどは本来の食べた方ではない、お好み焼きやタコ焼き、ホットケーキを生焼けで食べますか?っとウンチクが〉
〈おっさんの講釈も聞きたくない〉

 とんこつラーメンには硬めの細い麺というイメージがあるが、それを許さないポリシーが窺える。実際に同店を訪ねた。

「な~んが“バリカタ”か。あれは茹で時間が短いだけ。『とんこつラーメンは硬めで食べるもの』というのは思い込みなんですよ。世の中にはいろんなラーメンがあります。うちのスープに合うベストな茹で加減で食べていただきたいから、ついつい、お客さんに熱く語ってしまう」

命釜で32年間煮込まれたスープを店主の森山氏は“どトンコツ”と呼ぶ。同店のラーメンは久留米風。麺はやわらかめの「ずんだれ」がベストになるのだという

命釜で32年間煮込まれたスープを店主の森山氏は“どトンコツ”と呼ぶ。同店のラーメンは久留米風。麺はやわらかめの「ずんだれ」がベストになるのだという

 そう勢いよく話し始めたのは店主の森山日出一氏(64)。営業中の店内では大きな声で自説を披露しながら注文をさばく。その押しの強さがアンチを生んでいる面もありそうだが、森山氏は意に介さない様子だ。

「SNSには悪口もいっぱい並んでますが、店で私に直接言っていただければ、麺の茹で方がいかに重要か、たとえ『ウザイ』と言われてもきちんと説明させていただきます(笑)」

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