「10年後に発展する駅ランキング」で上位に入った“山手線内側”の市ヶ谷も有力な候補写真:イメージマート)
東京都内のマンション価格の高騰が続くなか、日銀は政策金利をこれまでの0.75%から1%へ引き上げることを決定した。湾岸エリアではタワマンの在庫増加を背景に値崩れしていくとも囁かれ、利上げによって実需層に“買い控え”の心理も働くことで、マンション相場が下落基調に転じるのではないかと見る向きもある。先行き不透明な状況下でマンションを購入するのであれば、将来も資産価値を維持しやすい物件を見極めることが重要になってくる。
そこで参考になるのが、不動産コンサルタント会社・リーウェイズが算出した「10年後に発展する駅」のランキングだ。リーウェイズは、国交省のシンクタンクである国土技術政策総合研究所が2024年に公表した「将来人口・世帯予測ツール」をもとに、全国の駅ごとの人口増減を予測。2025年と2035年の数値を比較し、10年後の人口増減率を駅ごとに算出した。東京都で人口が増えると予測される駅をランキング化してベスト200を別表に整理した。
人口増減が不動産価格に直結する要素であることは、専門家からも指摘されている。将来的に人口が増えて発展していく駅の周辺物件であれば、購入後も不動産価値の維持・上昇が期待できると考えられる。では、ランキング上位にはどのような特徴があるのか、住宅評論家の櫻井幸雄氏に聞いた。櫻井氏によると、ランクインしている駅は「大きく3つのグループに分けられる」という。
