マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

マネー

57才で若年性認知症と診断された66才男性が過ごす「充実した毎日」

2019年6月10日 16:00 女性セブン

近藤英男さん・小夜子さん夫妻
近藤英男さん・小夜子さん夫妻

変わらずにいてくれた友人の存在が力に

 若年性認知症の問題の1つは、就業が困難になること。

「夫の場合は、会社が親身に相談に乗ってくれて、診断後、先に退職金をいただき、家のローンをギリギリで完済。59才で傷病手当金をいただきながら休職し、その後退職。今は私が働き、老齢年金などと合わせてなんとかやっています。先々を考えると心配は尽きませんが…」(小夜子さん)

 そんな近藤さん夫妻の支えになったのが友人の存在だ。

「高校時代からの仲間がいるんです。『おれ、認知症になっちゃった』と言ったら、最初は『ウソだろ』とびっくりされたけど、以前と変わらずにいてくれた。うれしかったですね。今も年1回はわが家に集まって、食べて飲んで歌って、楽しんでいます」(近藤さん)

 認知症を隠す人もいるが、夫妻はオープンにしている。

「隠すと困難が増える気がします。こちらから話せばお互いに気を使わずにすむ。友達などはいろいろ調べてアドバイスをくれるし、夫の散歩につきあってくださるご近所さんも。そんな環境が、症状の維持を可能にしているのかもしれません」(小夜子さん)

 今は週4日、デイサービスに通い、若年性認知症の家族会やカフェにも夫婦で積極的に参加している。最近では認知症の当事者として講演会にも登壇。認知症支援団体代表を務める稲田秀樹さんと、ギター弾き語りのフォークデュオ「ヒデ2」を結成し、講演後に行うライブも大好評だ。

「認知症になってよかったとは思いません。でも新たな出会いもたくさんあります。未知の世界に挑むようで、今、充実しています」と近藤さん。

「でも、出先で迷子になったり、浴室からシャワーを出しっぱなしで出て来たり。目が離せないんですよ」と小夜子さんがこぼせば、「それが認知症の本分!」と痛快ツッコミ。思わずみんなで笑い転げた。

※女性セブン2019年6月20日号

不動産売却の完全マニュアル
不動産売却の完全マニュアル
不動産売却の初心者でも安心!プロが選ぶおすすめの不動産査定サイト
不動産売却の初心者でも安心!プロが選ぶおすすめの不動産査定サイト
不動産を売却するときに必要な6つの手順
不動産を売却するときに必要な6つの手順

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

【お知らせ】

2021年4月1日以降の価格表示に関して

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。