中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

台風被害を見た賃貸派があらためて考えるマイホームというリスク

 元々持ち家への憧れは持っていなかったのですが、災害大国・日本に住むうえで持ち家はとんでもないリスクだな、と感じ入りました。何しろ最低でも数千万円はする資産を手に入れると、それの維持が人生において大きなウエイトを占めるようになってしまうからです。持ち家があることによって「いずれは売却できるため、家賃を払い続けるよりも得だ」と主張する方もいますが、私の場合は以下のようなリスクを考えてしまいます。

【1】近くにモンスター住民がいた場合、逃げるのが困難
【2】半壊・全壊になった場合、多額のカネをかけて修繕しなくてはならない
【3】子供がいない人にとっては死んだ後、空き家になってしまう
【4】少子高齢化で人口減少する中、よっぽどの一等地でない限り、資産価値は今後下がる一方
【5】突然人生を変えたくなった時に家が足枷となり、踏ん切りがつかない
【6】住宅ローンがあることによってもたらされる精神状態の不安定さ。私は借金が嫌い
【7】マンションの場合、組合に加入しなくてはならず、その会合が面倒くさい。人々が利己的な主張をする場所にいたくない
【8】近所に望まぬ施設ができた場合、逃げられない
【9】突然の転勤になった場合、誰かに貸す必要があり、「大家」の立場になると様々な気苦労がある
【10】子供がいた場合、学校でいじめに遭っていても転校しにくい
【11】欠陥住宅であったことが明らかになった後、業者がつぶれていたりした場合、泣き寝入りせざるを得ないかもしれない

 ネットではよく「賃貸派vs持ち家派」のバトルが発生し、結局両者が自分の選択を正しいと思いたいがゆえに様々な根拠を挙げるものです。えぇ、私もそうです。上では11個も根拠を挙げましたが、持ち家派の方々はこれらに対してすべて反論材料はあるでしょうし、なんとしても持ち家の利点を伝えたくなることでしょう。

 それでいいのです。是非とも持ち家の利点をネットに書き込むことにより、どちらにするか悩んでいる人に重要な示唆を与えられるのですから。

 とはいっても、私は今回の台風の被害状況を見ると「高い資産は持つもんじゃないな」と改めて感じ入った次第です。

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