家計

Tポイントほか4大共通ポイントは「集約・投資・交換」で効率活用を

STEP2:投資

 ポイントを4大共通ポイントに集約したら、それを元手にさらに増やす方法がある。それが「ポイント投資」だ。

 TポイントはSBI証券、楽天スーパーポイントは楽天証券の口座を開設すれば、100P(=100円)から投資信託などが購入できる。増えたポイントは現金化も可能だ。dポイントとPontaポイントは証券会社の口座を開設する必要がない。それぞれ、「dポイント投資」「Pontaポイント運用」というインターネットサイトに登録し、直接手続きすればいい。Pontaポイントなら、20Pontaポイントから株式の投資体験ができる。

 いずれも、元手はポイントなので、万が一元本割れしても現金を投資した時に比べて痛手が少ないのがメリットだ。

STEP3:交換

 貯めたポイントは、対象店舗で買い物をした時に1ポイントにつき1円相当の“お金”として使えるのはもちろん、楽天カードなら楽天トラベル、Tカードならヤフートラベルなどの宿泊予約サイトで宿泊代に使ったり、提携先の携帯電話料金の支払いなどに使える。Pontaポイントやdポイントの場合、コンビニエンスストア・ローソンの商品と交換する方法が、ポイントをそのまま使うよりお得だ。

「ローソン店舗内にある『Loppi』という機械やローソンアプリで、Pontaポイントやdポイントを『お試し引換券』に交換します。これをレジに出せば、例えば60ポイント(60円相当)で120円相当の商品をゲットできます。つまり、ポイントをそのまま使った場合の2倍の額の商品と交換できるんです」(丸山さん)

 お試し引換券で交換できる商品は、週に2~3回の頻度で変わり、ローソンの公式HPで確認できる。いずれも先着順なので人気商品は早めに引き換えに行こう。

Loppiのトップ画面から「ポイント会員メニュー」を選択し、カードリーダーにポンタカードやdカードを通す。そして、「クーポンを発券する」項目の「一覧から発券する」をタッチ

Loppiのトップ画面から「ポイント会員メニュー」を選択し、カードリーダーにポンタカードやdカードを通す。そして、「クーポンを発券する」項目の「一覧から発券する」をタッチ

引き換えたい商品のジャンルを選択するか、あるいは「値引券」をタッチ。今回は「アイス・デザート」ジャンルをチョイス

引き換えたい商品のジャンルを選択するか、あるいは「値引券」をタッチ。今回は「アイス・デザート」ジャンルをチョイス

Loppi本体から「お試し引換券」が発行されたら、商品と一緒にレジに持って行く

Loppi本体から「お試し引換券」が発行されたら、商品と一緒にレジに持って行く

※女性セブン2020年1月30日号

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