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電子書籍と紙の本を使い分けるユーザーたちのこだわりと考え

「資産価値」を意識して選択

 20代の男性会社員・Cさんは、「資産価値」を意識したうえで、どちらで購入するか決めているという。

「中古販売時の値段が下がりにくい書籍は紙で、利ザヤの少ないものはデジタルで買うようにしています。例えば、2000円ぐらいする話題の新刊書は、発売直後に読み終えれば、フリマアプリ上で300円ほどの差分で販売することが出来る。

 一方、人気漫画の最新作は、購入直後に出品する人も多く、市場でも飽和しがち。すぐに購入時の半値以下で手に入るケースも多いのでデジタルで買う、といった具合です。電子書籍の登場で市場が拡大した分、今後はよりニッチで希少性のある書籍ほど、紙の本で持っていることの価値が高まると思います」(Cさん)

 電子書籍の利便性を感じつつも、ものによっては紙で買うようにしているという人は、案外少なくないようだ。

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