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コンビニの「固めプリン」食べ比べ 気になる固さとお得感は?

ローソンはもはや「ケーキ」か

ローソン『ブラボーミチプー -ミッチリプリン-』

ローソン『ブラボーミチプー -ミッチリプリン-』

 ローソンで現在発売中なのは『ブラボーミチプー -ミッチリプリン-』(352円)。『ミチプー -ミッチリプリン-』という商品のプレミアムバージョンで、プリンに洋梨とりんごの果肉が入ったカラメルゼリーを合わせた商品となっている。カロリーは369kcalだ。

「こちらはイタリアンプリンというよりも、もはやオリジナルの別のカテゴリに属するかもしれません。プリンの固さは、セブンとファミマの間くらい。上のカラメルはゼリー状になっていて、プリンの生地と一体化しています。そして、プリンの下に果肉入りのカラメルゼリーがあり、さらにその下にはスポンジの生地。カラメルの苦味はそこまでとがっていない印象ですし、プリンの甘さも控えめ。果肉入りのゼリーは大人っぽい味です。全体的に上品な雰囲気です」

 おおまかに計測した外寸は約6.2cm×約6.2cm×約4.3cm。そのうちプリンの層が約2.5cmで、ゼリーの層が約1.8cmとなっている。全体の体積は約150立方センチメートル程度だろうか。

「ボリュームはかなりのものだと思います。単純に大きいし、食感もあるので食べごたえは十分。ケーキをワンカット食べたくらいの満足感は得られます」

コンビニの“固めのプリン”はリーズナブル?

 3社の“固めのプリン”について、前出・小浦氏はこう解説する。

「最も“イタリアンプリン”を体現しているのはおそらくセブン-イレブンだと思います。一方ファミリーマートの『ねっとりイタリアンプリン』は、コンビニプリンらしさを保ちつつ、イタリアンプリン的な雰囲気を楽しめるという商品。そして、ローソンの『ブラボーミチプー -ミッチリプリン-』はイタリアンプリンを進化させた商品といえそうです。

 価格的には、ファミリーマートが税別198円で最も安く、ボリュームを考えると、リーズナブルに感じられます。味も含めて、親しみやすく庶民的な商品といえるでしょう。

 ファミリーマートに比べてセブン-イレブンの『イタリアンプリン』は230円と価格は高いももの、本格的なイタリアンプリンを手軽に楽しめるという意味では、十分に納得できる。むしろ安いくらいです。

 そして、ローソンの『ミチプー -ミッチリプリン-』は352円と、たしかにコンビニスイーツとしては少々高い価格設定です。しかし、とにかくボリュームがあるし、専門店にも負けないクオリティーなので、決して高いわけではないと思います。コンビニスイーツでちょっと贅沢をしたいときなどにいいと思います」

 固さも味も意外と各社で異なるコンビニの“固めのプリン”。新たな定番となるかもしれない。

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