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コロナ禍で株と金にマネーが集まるワケ 銀行預金のリスクとは?

2020年8月18日 7:00

コロナ禍でも株価は堅調(EPA=時事)
コロナ禍でも株価は堅調(EPA=時事)

 注目すべきポイントは、預金ニーズとの“ギャップ”にある。法政大学大学院の真壁昭夫教授(行動経済学・金融財政論)が語る。

「現在、各国の中央銀行は金融緩和で大量の資金供給を行なっています。つまり世界中に『現金』がばら撒かれている状況です。

 一般的に、貨幣の流通量が増えれば、現金の価値が相対的に下がるインフレのリスクが発生します。近年、日銀が金融緩和政策をとり続けている間にインフレが発生していないように、ただちにインフレが生じるとは限りませんが、地政学的リスクなどの高まりで世界的にインフレの懸念が指摘されており、日本でも将来的にインフレになる可能性がある。

 そうなれば、金利がほとんどつかない銀行預金に預けているままでは資産が目減りするだけになってしまいます」

 いまや定期預金金利は0.002%程度。100万円預けても利息は年に20円に過ぎず、雀の涙にもならない。預金はそれほど頼りないものと知っている“賢者”たちは、次々と現金を別の資産に振り替えているのだ。

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 では、現金の“逃避先”として選ばれている資産とは何か。顕著な動きを見せているのが「金」と「株」だ。

 金価格は7月下旬から8月上旬にかけて世界的に連日のように過去最高値を更新した。それまでの最高値は2011年の1トロイオンス(約31.1g)=1923.7ドルだったが、8月に2000ドルの大台を突破した。

 企業が相次いで業績見通しの大幅下方修正を発表している状況ながら、日経平均株価は堅調だ。今年3月に2万円を割り、一時は1万6000円台まで下げたが、6月に2万3000円台まで回復。コロナ感染が収まらない中でも、3か月で7000円もの上昇を見せ、8月上旬段階でも高値圏での推移が続いている。

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