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吉田みく「誰にだって言い分があります」

小学生の娘に格安スマホを持たせたらママ友たちに心配されたワケ

子供との連絡手段にスマホを利用する家庭は多い(イメージ)

 子供には何歳からスマートフォンを持たせるべきか──SNSアプリを介した犯罪やいじめに巻き込まれる可能性が指摘されるなか、そうした悩みを持つ親は多い。このたび、小学5年生の娘にスマートフォンを持たせることにした30代主婦は、思わぬ方向から思いも寄らぬ“物言い”を付けられたという。フリーライターの吉田みく氏が話を聞いた。

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「ついに我が家も子供にスマートフォンを持たせることにしました」──そう語るのは千葉県在住のパート主婦、藤原奈津子さん(仮名・36歳)。8月から小学5年生の娘にスマートフォンを持たせることにしたそうだ。きっかけは何だったのだろうか。

「塾通いが始まったことが一番の理由です。あとは友達同士のコミュニケーションツールとしてですね。本音を言えば、中学生になってから買い与えようと思っていたのですが……」(藤原さん、以下同)

 今年7月、文部科学省は中学生による学校への携帯電話の持ち込みを、条件付きで許可する方針を決めた。小学生については方針が決まっておらず、原則禁止としている学校は多いものの、遠距離通学などの場合は登下校時のみ使用を認めるケースも最近増えてきているそうだ。

 多くの親が防犯面を心配して持たせることが多く、今後、様々な生活スタイルが増えていけばいくほど、スマートフォンの利用に対して学校側が柔軟に対応していく必要が出てくるかもしれない。

「正直、固定費が上がるのは家計的にも厳しいです。なので娘には格安スマホを買いました。でも、そのことがご近所ママさんたちの間でちょっとした話題となってしまったのです」

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