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親の学歴コンプレックスに苦しめられた子供たちの本音とその後の人生

2020年12月3日 15:00 マネーポストWEB

「父親と学歴というしがらみから抜け出したかったんです。調理は私大の学生時代にしていたバイト経験から、こんなにも人が喜んでくれる仕事はないと惚れ込みました。学歴ではなく、実力で生きていける世界にも魅せられましたね」(Aさん)

 印刷会社に勤務する30代の男性・Bさんの両親はともに高卒。父親は地方の県立工業高校卒、母親は都内の進学校に通いながらも家庭の事情から大学進学をあきらめた過去を持つ。父親は教育に無関心だが、母親は「大卒」という学歴に執着していた。

 そんな母親がBさんに出した大学進学条件は、「私大ならMARCH(明治・青山・立教・中央・法政)以上」、国立であれば「首都圏ならどこでもいい」で、いずれも現役合格を求められた。

「母は『絶対に大卒』『MARCH以上でないと意味がないからね』が口癖でした。人生の目的が大学合格みたいで、嫌気が差していました」(Bさん)

 Bさんの母親が大学のレベルにこだわったのは、彼女が働いていた大企業の男性社員で出世していく人が、いずれもMARCHや早慶、国立大卒だったからだそうだ。Bさんは高校3年時の偏差値が30台だったが、なんとか追い上げて都内の有名私大に現役合格を果たした。

「自分の興味よりも入りやすさを優先し、有名大学でも人気がなさそうな学部・学科を探して運よく滑り込みました。でも、やっぱり楽しくなくて、講義には出ずに読書ばかりして留年……。就職活動もやる気が出ず、結局、契約社員で安月給です」(Bさん)

 IT企業で働く20代の男性・Cさんは、化学メーカーに勤めている父親から、高学歴な社員ほど出世が早いという話をずっと聞かされて育った。父親は酔っぱらうと決まって、「学歴だけであいつはどんどん偉くなる。俺のほうが仕事はできるのに……」などとくだを巻いていたという。

 Cさんは父親が指定する都内の難関国立大学を受験したものの、2浪しても受からなかった。結局別の大学に進学したが、1年足らずで退学してしまった。

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