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松屋に新登場の「肉うどん」を実食レポート メインの食事になり得るのか?うどんチェーンとコスパ比較

 うどんのほうはどうだろうか。

「さぬきうどんのような強力なコシがあるわけではなく、もちっとした食感。むしろ柔らかめで、そのあたりも関西の肉吸いに近いイメージです。温かいスープとの相性という意味では、これくらいソフトな喉越しのほうが食べやすいかもしれません」(記者A)

程よく柔らかな松屋の『ネギたっぷり肉うどん』の麺

程よく柔らかな松屋の『ネギたっぷり肉うどん』の麺

 記者Aが少々気になったのは、提供時間だ。

「私の行った店では、牛めしならあっという間に出てきますが、肉うどんは、少々待った印象で、定食系のメニューと同じくらいの提供時間だったと思います。一般的なうどんチェーンでは、ほぼ待ち時間なしで出てくることを考えると、もう少し早く出てきても良かったなと思いました。またボリュームは、ほかのうどんチェーンの“小サイズ”ほど。ものすごくボリューミーという感じではなく、“食べやすい量”です」(記者A)

松屋が2022年夏頃に店舗限定で販売していた『ぶっかけうどん牛めし小盛セット』(580円。単品の『ぶっかけうどん』並盛は300円

松屋が2022年夏頃に店舗限定で販売していた『ぶっかけうどん牛めし小盛セット』(580円。単品の『ぶっかけうどん』並盛は300円

うどんチェーンの肉うどんと価格を比較

 松屋の看板商品である『牛めし』(並盛)の価格は380円、定食メニューの定番である『牛焼肉定食』は630円だ。『ネギたっぷり肉うどん』の580円という価格は、松屋の中では、“高くもなく、安くもない”といったところだ。

 では、ほかのうどん専門チェーンの肉うどんと比較するとどうか。たとえば、丸亀製麺の『焼きたて肉うどん』は並で690円、はなまるうどんの『牛肉うどん』は小で590円だ。この2つと比較すると、松屋の『ネギたっぷり肉うどん』は安い価格設定となる。

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