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国の負担となる大量購入したワクチンの廃棄問題 日本でも「7000万回分」廃棄する可能性

アストラゼネカ製のワクチンを日本が海外供与した内訳

アストラゼネカ製のワクチンを日本が海外供与した内訳

 政府がコロナの感染症法上の分類を5類にする方針を固める中、ワクチンの無駄遣いはいつまで続くのか。厚労省の予防接種担当者に尋ねるも、「5回目接種については情報収集中で、今後のワクチン接種がどうなるかは何も決まっていません」と答えるのみ。一方でワクチン廃棄は各国の悩みの種だという。

「アメリカは8200万回分、カナダは1300万回分、ニュージーランドは1000万回分のワクチンを廃棄したと報じられています。製薬会社は、売った後に廃棄されても損をしませんが、各国の国民が納めた血税をドブに捨てることになります」(室井さん)

 ワクチンをどれだけ捨てて、いくら無駄になったか。政府は明らかにする責任がある。

※女性セブン2023年2月9日号

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