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投資

300万円を5年で1億円に増やした個人投資家kenmoさんが指南、初心者でも手掛けやすい「新高値ブレイク投資」 注目すべきは“長期間株価が低い銘柄”

初心者でも手掛けやすい「新高値ブレイク投資」のやり方とは(写真:イメージマート)

初心者でも手掛けやすい「新高値ブレイク投資」のやり方とは(写真:イメージマート)

 2000万円とも4000万円ともいわれる老後資金のためには、計画的な貯蓄が求められる。しかし、物価高や値上げでそんな余裕はない。それならばいっそ「投資」で、お金に自ら働いて増えてもらうのもひとつの手。投資で巨額の富をゲットした元・普通のサラリーマンや主婦から、老後資金への最短距離を学んでみよう。

億り人たちが語る「個別株投資」の醍醐味

 6月になっても値上げが止まらない。長引く米の価格高騰を受け、せんべいやおかゆ、パックご飯など、米を原料とした食品を中心に、なんと1932品目もが値上がりし、前年同月比で約3倍になるとされる。「老後資金2000万円を貯めるために新NISAで備えよう」などといわれていた昨年とは打って変わって、老後に備えた貯蓄に回すようなお金はとても捻出できないのが現実だ。

 できるだけ短期で、大きな資産を手に入れるには、長期投資を前提とした新NISAだけではなく「個別株」での資産形成へのチャレンジも検討したい。事実、「億り人」となった人の多くが、個別株で資産を手に入れている。

 例えば、『5年で1億貯める株式投資』の著者で個人投資家のkenmoさんは、投資を始めるまではごく普通のサラリーマン。ボーナスを貯めた300万円を元手に個別株に投資し、2年で3000万円、5年で1億円を達成した。

 一方、専業主婦で個人投資家のようこりんさんは、1か月1万円生活なども取り入れた節約生活で貯めた1000万円を投資し、20年かけて約2億円に。いずれも「個別株」で、短期間で資産を何倍にも増やしているのだ。ファイナンシャルプランナーで家計の見直し相談センター代表の藤川太さんが言う。

「新NISAでも、成長投資枠を使えば個別株を買うことはでき、運用益が非課税になるメリットはあります。ただし、それはあくまでも利益が出たときの話。損したときはなんのプラスにもなりません」

 だが、新NISAを使わずとも、個別株で巨万の富を築いた成功者たちに学べば、たとえ投資初心者であっても「5年で1000万円」の資産を手にすることは夢ではない。

 前出のkenmoさんが、個別株投資の醍醐味を語る。

「個別株でも、ネット証券を使えば手数料はゼロの場合が多い。日本株なら、テレビやネットで簡単に情報が得られます。2024年に株価が2倍に急騰した銘柄の中には、サンリオやアシックスなどの誰もが知っている超有名企業もあります。

 また、時価総額(株価×発行済み株式数)の小さい日本の中小型株は機関投資家の買い付けが少ないことから業績と株価に乖離があるケースも多く、企業の成長次第では、短期間で大きな値上がりも期待できるのです」

次のページ:1か月で資産2倍を実現した「新高値ブレイク投資法」

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