田代尚機 の記事一覧
中国金融行政トップが「アメリカのバブル崩壊」を警戒するワケ
中国の輸出入が急増している。1、2月の輸出(人民元ベース、以下同様)は50.1%増、輸入14.5%増となった。比較対象となる前年の水準は、新型コロナウイルスの影響で低かった。2020年1、2月の輸出は16.1%減、輸…
2021.03.10 07:00
マネーポストWEB
株価乱高下の最大の要因、「アメリカ長期金利の上昇」は続くのか
各国の株価指数が乱高下しているが、その最大の要因はアメリカ長期金利の変動だ。米国債(10年)を例にとると2月24日の利回りは1.3%台であったが、25日には1.5%台まで上昇した。しかし、その後は落ち着きを取り…
2021.03.03 07:00
マネーポストWEB
中国の春節映画が記録的大ヒット、日本が舞台の映画が好調
いま中国では、春節映画が大人気だ。旧正月にあたる2月12日、中国全土で3400万を超える人が映画館に足を運んだ。今回、公開された作品は計7本。1日のチケット売上高は17億元(277億円、1元=16.3円で計算、以下同…
2021.02.24 07:00
マネーポストWEB
オンライン医療サービスが世界に“破壊的イノベーション”をもたらす可能性
中国平安保険(02318)の傘下で、オンライン医療サービスを展開する平安健康医療科技(01833)の株価が2月11日、春節休場前の半日立ち合いの中、21.1%上昇した。同日、アメリカに本社を置くARKインベスト・マネ…
2021.02.17 07:00
マネーポストWEB
新型コロナ流行以降の日本の死亡者数の内訳、呼吸器系疾患に変化
昨年1月、国内で初めて新型コロナウイルス感染者が確認され、春には1度目の緊急事態宣言が発せられた。その後、感染拡大の小休止、再度の流行を繰り返し、現在は2度目の緊急事態宣言が発令中だが、その間に行われ…
2021.02.10 07:00
マネーポストWEB
個人投資家vsヘッジファンド、米で勃発した新手の仕手戦を巡る大きな懸念
アメリカの株式市場では新手の仕手戦が繰り広げられている。仕手のニューフェイスは結束した個人投資家集団。彼らが空売りで利益を得ようとするヘッジファンドたちを「踏み上げ」(*)ている。すでに大きな損失…
2021.02.03 07:00
マネーポストWEB
半導体、船舶等がコロナ禍で需給逼迫 世界的なインフレ、金利上昇懸念も
半導体不足が深刻だといった報道が最近目立つ。新型コロナ禍の影響で巣ごもり消費が活発となり、世界的に消費者向けの電気製品の需要が伸びている。また、中国を中心として世界各国で電気自動車の生産が活発とな…
2021.01.27 07:00
マネーポストWEB
年間輸出額は過去最高、中国がコロナ禍で輸出を急増させている商品は?
世界各国が新型コロナ禍に苦しみ、軒並みマイナス成長にあえぐ中、中国だけが順調に経済を回復させている。2020年の実質GDP成長率は2.3%。四半期ベースの成長率を順に並べると、▲6.8%、3.2%、4.9%、6.5%。第…
2021.01.20 07:00
マネーポストWEB
バブルを抑制すべきか維持すべきか 米中で対照的な金融政策
中国は資産バブルの発生を警戒している。中国人民銀行、銀行保険業監督管理委員会は2020年12月31日、「銀行業金融機関の不動産貸出集中管理制度作成に関する通知」を発表した。この通知によれば、金融機関はグル…
2021.01.13 07:00
マネーポストWEB
アップルの新エネルギー自動車開発が進展か 中国企業含め熾烈な争いに
2020年の株式市場では、テスラ(TSLA)の株価急騰が大きな話題の一つとなった。12月中旬の株価は3月の安値から10倍弱まで跳ね上がっている。時価総額はアメリカ市場で第6位。ウォールマート、ジョンソン&ジョン…
2020.12.23 07:00
マネーポストWEB
中国の単月輸出額が過去最高を記録 欧米向けに伸び続ける背景
中国の輸出が好調だ。2020年1~11月の累計(ドルベース、以下同様)では2.5%増だが、11月は21.1%増で、単月の輸出額では過去最大を記録した。国・地域別トップはアメリカで、全体の17.5%を占める。第2位はEUで…
2020.12.16 07:00
マネーポストWEB
ワクチン開発でも存在感を増す中国企業 外交戦略に活用も
日本でも新型コロナウイルスの感染拡大が続いているが、世界全体から見れば日本の感染者数、死亡者数はともに低い水準とも言える。WHO(世界保健機関)が12月1日付でまとめた資料によれば、11月29日時点における…
2020.12.09 07:00
マネーポストWEB
高すぎる米ドルは是正されるか 為替市場を覆う「ドル安圧力」の数々
今後の為替相場の大きなトレンドはどうなっていくのか。IMF(国際通貨基金)が発表する購買力平価(ドル換算)で測った2019年のGDPをみると、1位は中国で23兆3930億ドルだ。2位はアメリカで中国の92%、3位はイン…
2020.12.02 07:00
マネーポストWEB
日本のGo Toの混乱を横目に… 中国が打ち出す独自の消費刺激策
中国経済は全体では着実に回復しているが、消費の戻りだけが弱い。10月の月次統計をみると、生産(鉱工業生産)は6.9%増で、2019年の月次データと比較すれば、上から2番目に高い伸び率だ。 投資(固定資産投資…
2020.11.25 07:00
マネーポストWEB
グローバル企業にとって米中デカップリングは悪夢でしかない
2019年における世界輸入額ベスト5はアメリカ、中国、ドイツ、日本、イギリスの順となっている(資料:GLOBAL NOTE 出典:UNCTAD)。中国を100%とすれば、アメリカは124%、ドイツは59%、日本は35%、イギリス…
2020.11.18 07:00
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バイデン大統領誕生でも米中関係は緊張 それでも中国株が急騰するワケ
日米の主要なマスコミが伝える通り、アメリカ大統領選挙はバイデン新大統領誕生で決着がついたとみて良いのだろう。トランプ氏にはまだ、法廷闘争の道が残されている。しかし、それを成功させるためには確かな証…
2020.11.11 07:00
マネーポストWEB
BYD絶好調 政策後押しで急成長する中国の新エネルギー自動車市場
中国の電気自動車メーカーとして真っ先に思い浮かぶのは、米著名投資家、ウォーレン・バフェット氏が投資するBYDであろうが、その株価が足元で急騰している。 香港に上場するH株(01211)の株価は、8月20日に記…
2020.11.04 15:00
マネーポストWEB
日本の株式市場にとってバイデン氏の勝利が望ましい理由
米トランプ大統領は、ある意味で信頼できる政治家なのかもしれない。ある意味とは、自分を支持してくれた有権者のために、公約をしっかり守ろうとするところである。 白人労働者たちの雇用を守り、国内の製造業…
2020.10.28 07:00
マネーポストWEB
中国景気の急回復を実現させた「コロナへの初動対応の早さ」
7-9月期の中国の実質GDP成長率は4.9%であった。4-6月期は3.2%だったので、高くはなっているものの、市場予想の5.2%と比べると0.3ポイントほど低い。そのため、発表のあった10月19日、上海総合指数は売られる展…
2020.10.21 07:00
マネーポストWEB
トランプ大統領がアメリカ全土に広める「コロナ軽視」の行き着く先
新型コロナウイルスの危険性についてどう考えるべきか、各国で対応が異なっているようだ。アメリカではドナルド・トランプ大統領が10月1日、新型コロナに感染した。週単位で隔離が必要と予想されたが、5日には早…
2020.10.14 07:00
マネーポストWEB