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時価総額9兆円、年収2000万円 キーエンスとはどんな会社か

業績絶好調、キーエンスとはどんな会社なのか

業績絶好調、キーエンスとはどんな会社なのか

 業績は絶好調、給料も破格。なのにどんなことをしている会社なのかあまり知られていない──。キーエンスという“謎の優良企業”を探ってみると、既存の日本企業とは全く異なるユニークな個性が見えてきた。

ソフトバンクGを超えた

 東京株式市場で異変が起きた。近年、日本企業の時価総額上位は1位がトヨタ、2位がNTT、3位NTTドコモ、4位ソフトバンクGまでが不動の4強だった。ところが、去る11月1日、ある会社が時価総額9兆円を突破し、ソフトバンクGを抜いて4位に躍り出た。株式会社キーエンスである。そのインパクトを経済ジャーナリストの町田徹氏はこう解説する。

「上位に名を連ねている企業は軒並み巨大企業ばかりで、発行済み株式数が多いのが特徴です。その中でキーエンスは異質で、比較的若い会社でそれほど規模も大きくないから、発行済み株式数は群を抜いて少ない。

 時価総額上位にランクインしたのは、ひとえに株価の高さ(11日1日終値で7万4470円)によるもので、時価総額トップ10の中でも一番株価が高い。キーエンスという会社の強さを物語っています」

 この会社がもう一つ注目を集めるのは、社員の給料の高さである。『就職四季報2020年版』によれば、総合職の平均年収は1位でその額なんと2088万円。ランクインした企業で唯一の年収2000万円超えで、2位の三菱商事(1541万円)を500万円以上も引き離している。

 時価総額4位で平均年収1位、これだけの優良企業なのに一般的な知名度は高くない。同社のHPを見ても〈キーエンスは、ファクトリー・オートメーション総合メーカーです〉となじみのない言葉が並ぶだけ。

 いったい、何をしている会社なのだろうか。

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