家計

スマホ代、交通費、医療費… コロナ時代の家計の見直し新ルール

マイカーよりタクシーがお得なケースも

 外出の機会がぐっと減ったことで、維持費のかかる自動車を“リストラ”の対象に加える家庭もあるかもしれない。

「駐車場代やガソリン代に高速道路の利用代、自動車税も含め、年間の維持費を算出して12か月で割り、タクシー代に月額いくら使えるかを考えてみてください。全ての移動にタクシーを使った方が、安く済む人は、意外と少なくありません」(前出・風呂内さん)

 都内在住で大型スーパーへの買い物やレジャーで月に4~5回ほど利用する家庭なら、タクシーやカーシェアリングを選ぶことで年間約70万円も節約になるという。

 帰省などで遠方に出かける際には、交通機関が提供する早割を賢く利用しよう。特に今年は例年になく割引率の大きなプランが用意されていることが多い。

 JR東日本は、インターネット申し込み限定で、同社管内の新幹線の利用料金がほぼ半額になる『お先にトクだ値スペシャル』を販売する。東北新幹線「はやぶさ」で東京から盛岡まで行くなら、通常期で1万4810円のところ、半額以下の7400円。北陸新幹線「かがやき」で東京から金沢まで行くなら、1万4180円が7090円になる。

 発売期間は乗車日の1か月前の10時から20日前の1時40分まで。今年8月20日から来年3月31日まで使えるので、遅めの夏休みや年末の帰省プランは早めに立てた方がよさそうだ。

大病院内の薬局は調剤基本料が高い

 医療費は一律3割負担なので、どこの薬局に行っても薬代は同じ──。そう思いがちだが、知らない間に損をしている人も。

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