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日本全国102地銀の「不良債権比率」ワーストランキング

2020年9月29日 7:00 週刊ポスト

 もっとも不良債権比率が高かったのは、静岡のスルガ銀行だ。2018年に発覚したシェアハウス向けの不正融資が不良債権化した影響とみられている。

「2位以下を見ると、超低金利や人口減少などで経営環境が一段と厳しくなった東北や四国、九州の第二地銀が多く名を連ねています」(同前)

 ランキング作成に用いたデータは2020年3月期(2019年4月~2020年3月)のもので、コロナの影響が出始めた時期までの数字だ。今後はさらに不良債権比率が悪化する可能性がある。

「コロナ倒産が増えると不良債権がさらに増加して、資本を食いつぶして経営危機に陥る地銀が出てくることも考えられます。今年5月に地銀同士の統合・合併を独占禁止法の適用除外とする特例法が成立したこともあり、今後は菅首相の考え通り、収益減に苦しむ地銀同士の再編が進むでしょう」(同前)

 9月7日には、同じ青森県の青森銀行とみちのく銀行が経営統合に向けて協議入りしたと報じられた。両行とも報道を否定したものの、今後はますます水面下で再編交渉が進むとみられる。

 過去にも不良債権問題は銀行の統合を促進してきた。

「ともに不良債権で経営悪化した東海と三和が2002年に統合してUFJができたが、それでも不良債権が解消せず2006年に東京三菱と統合することになった。今後、地銀再編が進めば、余剰支店や部署が整理されて、人員カットが進んで失業者が増加する怖れがあります」(金融ジャーナリストの小泉深氏)

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