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キラキラ、難読、イメージギャップ… 名前で苦労する人たちの嘆き節

実際の雰囲気と名前のイメージが乖離して…

 IT企業で働くOさん(女性/30代)は、7月生まれ。偶然にも弟も同じ7月生まれで、きょうだいで七夕にちなんだ名前をつけてもらった。

「弟と同じ学校に通っていた小学生や中学生の頃は、七夕の時期によくからかわれました。高校生くらいになると、女子からはむしろ羨ましがられるようになったり、名前を覚えてもらいやすいので気に入っているのですが、歳を重ねると、“姫”が名前に入っているのがちょっと恥ずかしい時も……。私の見た目が“姫”っぽかったらいいのでしょうけど、私は完全に“地味”側。病院で名前を呼ばれる時など、恥ずかしくて下を向いてしまいます」(Oさん)

 自分の名前の印象と実際の雰囲気のギャップに苦しむ人は、男性にもいる。人材派遣会社で働くSさん(男性/30代)もその一人だ。人気少年漫画の登場人物と同じ名前を持つ。

「僕の名前は、有名な少年漫画の登場人物と同じです。ありそうでなかなかない名前なので、すぐに『あの漫画からつけられたんだな』ってバレます。漫画では筋肉隆々でめちゃくちゃ強いキャラクターなんですが、僕はやせ型で、ひょろひょろ。

 自分で言うのもなんですが、いかにも頼りなさそうな見た目なので、たくさんの人から、あからさまに『まさか親があの漫画のファン?』『お前がその名前~?』と言われながら生きてきました。漫画のキャラの名前をつければ、子供がそのイメージに近づくとでも思ったのでしょうか……」(Sさん)

 名前とのギャップから「名前負け」と言われたこともあり、複雑な心境になることも多かったというSさん。「芸能人にあやかった、とかならまだしも、そもそも架空の物語から名前をつけないでほしかった」とボヤく。

 司法統計によると、家庭裁判所に寄せられた名の変更の新規申立て件数は、2017~2019年度の平均で約6000人を超えている。名前は親から子供への「最初の贈り物」と言われるが、自分では決められないものだけに、その後の人生で苦しんでいる人たちは少なくないようだ。

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