閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
マネー
葬儀費用トラブルが起こるカラクリ

「たった一言、宣言するだけ」葬儀費用トラブルを避けるために最も有効な回避策 見積もり金額の追加トラブルが発生する構造的要因を踏まえて、1級葬祭ディレクターが解説

なぜ葬儀屋さんは説明が下手なのか

 ではなぜ、葬儀屋さんは説明が下手なのかといえば、説明が下手であることを誰からも指摘されないからです。遺族は「この担当者の言っていることがよく分からない」と思っているはずですが、

・分からないのは自分の知識が無いせいだと「好意的に」解釈してくれる
・肉体的精神的に疲れていてよく聞いておらず、尋ねる気力もない
・遺族は年長であるケースが多く、「分からない」と言うのが恥ずかしい
・打ち合わせは担当者一人と遺族の間で行われるので、ブラックボックスになりがち

 という状態です。結果、誰からも指摘を受けることなく、「これで良いはずだ」という誤った自己評価のままキャリアを重ねていくのです。

 そもそも新人時代にトレーナーとのOJT(オンザジョブトレーニング、実践学習)から学ばないのかと思われるかもしれませんが、トレーナーも説明が下手なので、「下手」が代々引き継がれていく構造です。

 また遺族に十分な情報を与えないことで、葬儀屋さんが打ち合わせの主導権を握れる状態になります。そうなると往々にして追加費用が高くなる、つまり営業成績が良くなる、という結果になりがちです。先ほどのキャリア10年のスタッフは「あえて情報を与えないのがテクニック」だと信じていました。こんなことでは、改善してちゃんと伝えようという動機が働きづらくなります。

次のページ:「変動費」で追加費用が発生する
関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。