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やりすぎに注意?「牛乳消費を応援」が招いた家庭内トラブルの数々

牛乳消費に熱心すぎるのも考えもの?

牛乳消費に熱心すぎるのも考えもの?

 コロナ禍で牛乳や乳製品の消費が落ち込み、生乳の大量廃棄が懸念されている。岸田文雄・首相も「大量廃棄を防ぐため、年末年始に牛乳をいつもより一杯多く飲み、料理に乳製品を活用するなど、国民の協力をお願いする」と述べたばかり。

 そうした中で、牛乳消費を応援すべく、いつもより積極的に購入したり、飲む人も増え始めているようだ。SNSでも牛乳の消費に積極的な投稿が多く見られ、国民が協力的な姿勢を示していることがうかがえる。だが、中には頑張りすぎてしまったことで、思わぬトラブルに見舞われた人もいるようだ。

妻が張り切り過ぎて「牛乳メニュー」だらけ

「牛乳消費は良いことだと思うんですけど、俄然妻が牛乳を活用した料理やデザート、飲み物に凝るようになって、毎日牛乳づくしのメニュー。正直ややつらいです(笑)」(Aさん)

 そう嘆くのは、メーカーに勤務する40代男性・Aさんだ。ここ最近、牛乳の消費を応援するため、SNSで各メーカーや店などが牛乳を使ったレシピを発信しているが、Aさんの妻はそれをこまめに見て、新メニューの開発に張り切っているというのだ。

「朝はパングラタン、昼は牛乳を使ったうどん、おやつはプリンと牛乳もち、夜はシチューとリゾット……というように“牛乳三昧”の日々です。風呂上がりには、牛乳コップ1杯以上のノルマが課せられました。在宅勤務中なので家の食事から逃げられません。水を牛乳に替えることにも熱心で、例えば、お好み焼きを作る時に生地に入れる水を牛乳にしたり、豚骨ラーメンもお湯ではなく牛乳というような感じです。もちろん美味しいといえば美味しいのですが、さすがにこうも牛乳ばかりだと飽き始めています」(Aさん)

 黙っていられなくなったAさん。一食くらいは牛乳を使わない料理を食べたくなり、妻にお願いするも「しばらくは我慢」と言われたため、妻の留守中に好物のカレーライスを無断で作ったことがあった。

「さすがに牛乳なしの食べ物が食べたくなって、自分で作りました。でも食べている最中に妻が帰ってきて、『少しの間なのに我慢できないの?』と悲しげに言われてしまいました……。牛乳メニューはいいけど、家族に負担なく取り入れてほしい」(Aさん)

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