住まい・不動産

「住む前は想像もしてなかった…」メゾネット物件ならではの落とし穴

妊婦は大変、子どもが生まれた後も心配

 一人暮らしでなくても、面倒な点が多いと感じた人もいる。メーカーに勤める30代女性・Bさんは、第1子誕生時にメゾネットタイプの物件に住んでいた。

「普通の住宅よりも窓が多くなるので、採光や通風の面は良好。風通しが良く明るい部屋に住めるので、気持ちよく生活できるメゾネットならではのメリットもありました。でも、メゾネットは妊婦には大変なことも多いことを痛感しました。

 まず、洗濯機が1階にある物件で、2階のベランダに干さなくてはならないのがつらく、体調が優れない時は夫に助けてもらったこともしばしば。トイレもわざわざ1階に降りるのが大変でした。子どもが生まれた後も、我が子が階段から落ちないように対策する必要がありました」(Bさん)

 家事や日常生活の何気ないことでも面倒なことが多かったという。

「2フロアあるので、掃除機をかけるのが地味に面倒でした。また、2階フロア間で忘れ物をするとそれだけ行き来が発生する。もちろん一戸建てなら当たり前の話なんですが(笑)。

 あと想定外だったのは空調ですね。夏場は2階が暑くなりやすく、冬は1階が寒い。夫と話し合い、現在はワンフロアのマンションに引っ越しました。こんなことなら最初から普通のマンションに住めば良かった」(Bさん)

隣家の階段の上り下りする音が響いて

 騒音に悩まされた人というもいる。人材紹介会社に勤務する20代男性・Cさんは以前、メゾネット物件に住んでいた。Cさんが住んでいた物件の間取りは、隣室と居室が壁一枚隔てて隣り合わせになっていた。

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