住まい・不動産

騒音はどこまで気になる?「大通りや高速道路沿いのマンション」実際の住み心地

車を持っていると買い物はかなり便利

 神奈川県に住むミカさん(30代/女性)は、人生のすべてを幹線道路沿いで過ごしてきた。

「私の実家は、国道と高速道路に挟まれた場所という珍しい立地のマンション。国道からは一応20~30m離れていますが、高速道路はまさに目の前。交通量はどちらもハンパではありません。ただ、部屋は10階なので国道側の騒音は少し気になる程度ですし、高速道路側は二重窓になっていて、騒音はほぼシャットアウトできます。

 自分が車に乗るようになって、国道沿いは便利だと実感するようになりました。近隣にはロードサイドによくある大型店舗がたくさんあり、買い物はとても便利。高速道路の入口も近くにあり、気軽に遠出できます。街灯が煌々と点いているので、帰りが遅くなった時も安心です」(ミカさん)

 東京の下町に住むユウコさん(40代/女性)は、目の前が片側3車線の都道で、さらにその上を高速道路が通る、かなり騒音が気になりそうなマンションに住んでいる。

「窓を開けたらテレビの音が聞こえないぐらいうるさいですが、騒音は階数によってかなり差があるみたいです。子供が生まれてからマンション内に“パパ友”や“ママ友”がたくさんできましたが、道路に近い下の階は上層階よりうるさく、高速道路が目の前を通る階の部屋の人は、『洗濯物は汚れるので外には干せない』と言っていました。下層階はフィルターの汚れ方もスゴいそうです。

 便利なのは目の前にバス停があり、路線バスが使えること。複数の路線があって重宝しています。あと、タクシーがすぐつかまるのも便利。タクシーで帰宅する時に道の説明がしやすいのもメリットです。

 誤算だったのは、救急車のサイレンでしょうか。基本的に騒音は窓を閉めれば気になりませんが、サイレンだけは別。近所に大きな病院があり、昼夜を問わず救急車が通りますが、サイレンだけはまったく慣れることがありません」(ユウコさん)

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