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住まい・不動産
東京23区中古マンション格差
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《世田谷区・中古マンション「コスパがいい地区/悪い地区」》「二子玉川」「駒澤大学」が平均1億円超えの一方、ブランドがありながらもっと割安な街とは 不動産ジャーナリストが徹底評価

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 東京23区内の千代田区や港区、中央区、渋谷区では、新築マンションの高騰に引きずられて、中古マンションまでも平均価格が1億円を突破している(70平米、2025年11月1日時点:過去3か月に「LIFULL HOME’S」に掲載された物件の中から同社が独自に集計した平均価格)。「新築はとうてい無理だから中古を」と考えても、一般の会社員では中古でも手が届かなくなっているような状況だ。

 しかし、実際には同じ東京23区内でも、こうした都心部と他の区では、中古マンション価格に大きな差がある。「投資」ではなく、「住み続ける家」を探すのであれば、会社や学校への通勤・通学圏内であることに加え、公園やスーパー、学校、病院など周辺環境がむしろ重要になる。投資や投機ではなく、実需がある街には、不動産バブル崩壊などの事態を恐れなくてもいい強みがある。『東京23区中古マンション格差の地図帳』(宝島社)の著者で不動産ジャーナリストの榊淳司氏に、「住み続ける家」選びのポイントを世田谷区に絞って解説してもらった。

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