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歴史 の記事一覧

「博物館網走監獄」に展示されている囚人の作業風景。明治時代、北海道の囚人には道路建設など過酷な労働が課され、多数が落命した(写真:イメージマート)
明治政府の北海道開拓は「囚人労働」を経て「移民ブーム」で軌道に乗った その過程で生まれた…
 明治政府の北海道開拓は、1869年設置の「開拓使」がアメリカから招聘したホーレス・ケプロンが立てた方針に沿って進められた。その計画や内容は“北米流”に沿ってお雇い外国人が主導したが、実際の事業に動員され…
2025.06.01 16:03
マネーポストWEB
国の重要文化財に指定された「旧開拓使工業局庁舎」。明治10年に札幌市中心部に建設され、その後「北海道開拓の村」に移築された(北海道新聞社/時事通信フォト)
【北海道開拓の歴史】特別待遇で開拓使に招聘された米国人農政家・ケプロンを筆頭とする「7…
 かつて「蝦夷地」と呼ばれた北海道は、1869年、明治政府が太政官直属の「開拓使」を設置したことで、本格的な近代化の道を歩み始める。アイヌの同化政策という負の側面がある一方で、明治政府による北海道開拓へ…
2025.06.01 16:02
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18世紀前半に描かれた「蝦夷地図」。地名は現在と同じものが見られるが、実際の地形とかけ離れている。九州国立博物館所蔵。出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/)
老中・田沼意次の「蝦夷地開発計画」に始まる「北海道開拓の歴史」 ロシアの脅威に対抗するた…
 かつて「蝦夷地」と呼ばれた北海道では、中世以降、和人とアイヌによる抗争がたびたび繰り返されたが、平時には交易も行なわれてきた。その後の徳川時代になると、南部を支配していた松前氏は勢力を北や東まで拡…
2025.06.01 16:01
マネーポストWEB
孫文は日本に亡命中、頭山満邸の隣に住んでいたこともある(Getty Images)
「中国革命の父」孫文、「インド独立運動家」ボースを相次ぎ支援した頭山満 そこで得た“大き…
 福沢諭吉の「脱亜論」に対して「アジア主義」を唱えた頭山満らの玄洋社。クーデターに失敗し日本に逃れた朝鮮の革命家・金玉均との出会いが転機になり、中国革命の父・孫文やインドの独立運動家・ボースらへの支…
2025.05.11 16:02
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玄洋社を率いた頭山満。「アジア主義」を唱え各国の革命家らを支援した(Getty Images)
頭山満と玄洋社が「欧米列強に虐げられるアジアの解放」を唱え亡命革命家を支援した理由 李氏…
 明治維新後、近代国家を目指して歩み始めた日本では、その進むべき道をどこに定めるかで議論が噴出した。欧米に倣って近代化を達成しようと唱えた福沢諭吉の「脱亜入欧」に対し、「アジア主義」を唱えて各国の政…
2025.05.11 16:01
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小林一三が創始した宝塚歌劇団。2016年にはOGによる『シカゴ』アメリカ公演が行なわれた(Getty Images)
明治以降の実業家で「芸術・芸能への投資」に最も成功したのは誰か? 小林一三の「宝塚歌劇団…
 古来、芸術にはパトロン(経済的支援者)が必要とされてきた。近代日本でその役割を多く担ったのは、いずれも事業で成功を収めた実業家たちだ。歴史作家の島崎晋氏が「投資」と「リスクマネジメント」という観点…
2025.04.27 16:02
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「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一は、実業家の大倉喜八郎、安田善次郎らと「日本パノラマ館」を設立した(時事通信フォト)
明治期に花開いた日本のパトロン文化 廃れゆく伝統芸能を守った安田善次郎の“桁外れの推し活…
 古来、芸術にはパトロン(経済的支援者)が必要とされてきた。歴史作家の島崎晋氏が「投資」と「リスクマネジメント」という観点から日本史を読み解くプレミアム連載「投資の日本史」第18回(前編)は、明治以降…
2025.04.27 16:01
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堂島米市場で培われた取引制度や慣行は、明治以降の商品・証券・金融先物取引所に受け継がれた(広重画「堂島米市の図(浪花名所図会)」/所蔵:大阪府立中之島図書館)
江戸時代にもあった「米の転売ヤー」問題 大坂商人が生み出した先物取引「帳合米商い」は「不…
「令和の米騒動」が収まる気配がない。農林水産省の調査によると、全国のスーパーで売られている米の平均価格は5キロあたり4197円となり(3月23日までの1週間)、12週連続で値上がりした。政府は「流通の円滑化」を…
2025.04.06 16:00
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江戸時代の伊勢参りの様子を描いた歌川広重「伊勢参宮 宮川の渡し」
江戸時代に何度も禁止令が出た庶民金融「頼母子講」が目指した“誰も損をしない”仕組み 「熊…
 近代以前の日本で、庶民による“相互扶助組織”として発展したのが「講」と呼ばれる集団だ。講の種類は様々だが、町や村に住む者同士が掛け金を出し合い、くじや入札で配当を得るなどの経済的性格を持つものや、寺…
2025.03.23 16:00
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明治14年(1881年)に描かれた上杉鷹山の油絵(東京国立博物館所蔵の「上杉鷹山像」より。出典:ColBase  https://colbase.nich.go.jp)
【為せば成る】勤倹だけでは終わらなかった米沢藩主・上杉鷹山 両替商への「プレゼン」から領…
 江戸時代後期、倹約と殖産興業などで藩政改革を目指した米沢藩主・上杉鷹山は、多額の借金で失なわれた信用の回復、家臣の抵抗などにも直面せざるを得なかった。歴史作家の島崎晋氏が「投資」と「リスクマネジメ…
2025.03.09 16:02
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「富国安民」を貫いた米沢藩9代藩主・上杉鷹山(時事通信フォト)
財政難のうえに人口減、相次ぐ災害…困窮する米沢藩を立て直した明君・上杉鷹山が生涯持ち続け…
 飢饉などにより経済情勢が悪化した江戸時代の後期(天明〜寛政期)には、幕府による改革のほかにも、田畑の再開発や特産品の生産に取り組む殖産興業、専売制の強化など独自の藩政改革に取り組む藩が相次いだ。な…
2025.03.09 16:01
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三井越後屋の姿は数々の浮世絵として今に伝わる(写真は葛飾北斎『冨嶽三十六景 江都駿河町三井見世略図』。Getty Images)
【江戸のビジネス革命】“新参者”三井越後屋が商売敵からの壮絶な営業妨害を乗り越え“呉服商と…
 17世紀後半、将軍のお膝元として消費地としても急成長を遂げた江戸の地で、伊勢松坂(現在の三重県松阪市)出身の商家が大成功を収めた。のちに三越として知られる「三井越後屋」である。歴史作家の島崎晋氏が「…
2025.02.16 16:02
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浮世絵師・奥村政信が描いた三井越後屋(江戸駿河町)の店内(Getty Images)
「店先で現金売り」「売れ残りの値引き」…今や当たり前の小売スタイルは「三井越後屋」が元祖…
「江戸時代の経済」といえば、江戸、大坂、京都からなる「三都の繁栄」や各地における「産業・交通の発達」、「貨幣経済の浸透」などがキーワードとして挙げられる。歴史作家の島崎晋氏が「投資」と「リスクマネジ…
2025.02.16 16:01
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天安門事件の2日後、天安門広場の北側を東西に走る長安街で警戒に当たる中国軍戦車部隊(1989年6月撮影。AFP=時事)
【橋爪大三郎×峯村健司】天安門事件の経済制裁解除に日本がいち早く動いた裏事情 苦境の中国…
 民主化を求める学生や市民に銃口を向け、中国共産党が武力弾圧した1989年6月4日の「天安門事件」。事件後、各国が中国を非難し厳しい経済制裁を課すなかで、いち早く制裁解除に動いたのが日本だった。中国に関す…
2025.02.11 07:00
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「天安門事件」の真相とは(1989年6月撮影。AFP=時事)
【現代中国最大のタブー】中国史上初めて「軍が学生や市民に銃口を向けた」天安門事件の真実 …
 1989年6月4日、中国・北京の天安門広場に集まった学生や市民らを、人民解放軍が武力で排除するという大事件が起こった。しかし、中国政府は事件に関わる言葉を「禁止ワード」にし、その詳細や犠牲者数すら明らか…
2025.02.09 07:00
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鄧小平とはどのような人物だったのか(AFP=時事)
【中国「改革開放」の舞台裏】鄧小平という“とんでもない策士”に日本もアメリカもまんまと騙…
 中国「改革開放」政策の実行者といえば、毛沢東に続いて最高指導者の地位に上り詰めた鄧小平の顔と名前を思い浮かべる人は多いだろう。しかし、その裏側で中国共産党指導部の権力闘争があったという。鄧小平が追…
2025.02.03 07:00
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なぜ中国共産党は路線を大きく変えることができたのか(時事通信フォト)
【共産主義革命を捨てた中国】歴史的な「米中和解」で帝国主義と手を結んだ毛沢東を中国人はな…
 中国が世界第2位の経済大国へと成長する大きなきっかけとなったのが、1972年の毛沢東とニクソンによる「米中和解」だ。しかし、当時の中国は、毛沢東が主導した「プロレタリア文化大革命」の最中で、思想統一が最…
2025.02.01 07:00
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“国際関係のリアル”は単純ではない(写真:イメージマート)
「日本を素通りして中国へ」クリントン大統領の「ジャパン・パッシング」はなぜ起こったのか?…
 2期目のトランプ政権と3期目の習近平政権が対峙する米中関係。その間に立つ日本はどう振る舞うべきか。日米同盟に固執するあまり「米中は対立している」と単純化して世界を見てはいけない理由とは――中国に関する…
2025.01.30 16:00
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1972年は中国にとっても大きな転機に
現代中国の出発点となった「1972年の米中和解」の歴史的意義 「狂人理論」のニクソンを完…
 第二次大戦後、同じ社会主義国でありながら対立を深めた中国とソ連。戦争の一歩手前まで進んだ「中ソ対立」への危機感が、ニクソン米大統領(当時)と毛沢東の電撃的和解(1972年)を推し進める原動力になったと…
2025.01.28 16:00
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江戸時代後期の浮世絵に描かれた寺子屋の様子(UIG/時事通信フォト)
幕末日本の「識字率世界一」を支えた江戸時代の教育制度 都市だけでなく農村部で「寺子屋」が…
 江戸時代には支配層である武士だけでなく、被支配層である農民や町民まで幅広い層が「読み書き算盤」を中心とした教育を受ける機会があった。歴史作家の島崎晋氏が「投資」と「リスクマネジメント」という観点か…
2025.01.26 16:02
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