住まい・不動産

増税時の不動産対策 土地や家の購入は増税後、リフォームは増税前が得

 住宅ローン控除を利用し、仮に新築住宅を4000万円で購入した場合、消費税は増税前は160万円なのに対し、増税後は200万円と40万円の増額となる。だが、控除額は、増税前より43.1万円多く還付されるので、実質負担額は増税前と比べても約7万円の差。7万円なら、増税後に物件価格が下がるのを待って購入した方が、費用をぐっと抑えられるだろう。逆に、家の「リフォーム」は増税前にすべきという。

「お金がかかるバリアフリーや水回りの一新は増税前に済ませておくことをすすめます。たとえば、水回りをすべてリフォームして500万円かかる場合、消費税率8%なら540万円であるのに対し、10%なら550万円と、10万円も差がつきます。

 引き渡し時期が10月以降になると、税率が10%になるため、9月までに引き渡しが完了できるかを事前に確認しましょう」(大石さん)

 増税前だからと散財し、本当に必要なもの、欲しいものが買えなくなるようでは本末転倒。周囲に踊らされることなく、自分に合ったお金の使い方でお得を手に入れたい。

※女性セブン2019年8月8日号

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