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「うちのマンション2億円!」豪邸自慢ママの口撃で戦慄のママ友会

ママ友の豪邸自慢に辟易することも…(写真はイメージ)

ママ友の豪邸自慢に辟易することも…(写真はイメージ)

 東京・港区の麻布界隈には、“麻布妻”と呼ばれる富裕層女性たちが住む。いわゆる“億ション”に住んでいる人も少なくないが、中には「2億円オーバー」の部屋に住む人も。そんな豪邸を買ったことを自慢する女性が、ママ友たちの間である“事件”を起こした。自身も麻布妻でライターの高木希美氏がリポートする。

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「この前、ついに持ち家になりました! 来年早々に引っ越す予定なんですぅ」──幼稚園の保護者会のあと、スターバックスでそう高らかに語り始めたのは、アラサーママのサリさん(仮名、以下同)でした。

 ロエベのニットに、ロエベのハンモックバック。スニーカーはロジェ・ヴィヴィエ。いつもすぐブランドがわかる服装です。最近、江東区から麻布界隈に引っ越してきました。賃貸に住みながら家探しをしていたそうですが、ついに気に入るマンションが見つかったようです。

「うちって子供3人いるじゃないですかぁ。けっこうお世話も大変だから、お受験するのは忙しくて絶対無理だと思って。だから、環境を買うためにあのマンションの最上階、2億××万円! 買っちゃったー。これで子供たちをいい学区の小学校に入れられます~」

 詳細な金額を書くと特定されかねないのでここではぼかしますが、百万円単位までハッキリ値段を言うサリさんにみんなビックリ。普段はマウンティングされるとイラッとするだけですが、その金額にさすがに他のママも食いつきました。「え、すごい!」「うちなんか共働きでローン組んでるから、夢のまた夢です」「2億円オーバーの物件だと毎月の管理費もすごい高いよね?」などと盛り上がります。

 それに対してサリさんは、「うちは旦那が本当に稼ぎがいいから、共働きなんか考えたこともないです~。本当、楽させて贅沢させてもらってます!」と、2億円エクスタシーからマウントが止まりません。

 そんなサリさんの自慢話に食いつかなかったのがユリエさんです。表情を変えずに聞いていたユリエさんに、サリさんがマウンティングの矛先を向け始めたところから雲行きが怪しくなってきました。

サリ「ユリエさんって、お受験させたんですよね? 意外に教育ママなんですね? でも、うちは願い下げかな~。小さい頃から頑張らせるって酷ですもん。学区がよければ環境はいいし、いいマンションだからお友達になる子供たちの家庭もレベル高いだろうし」

ユリエさん「港区って環境はいいけど、公立だとそれなりの家庭も多いですから、私立のほうが絶対にいいと思っていたので。小さかった時期に娘と一緒に頑張れたこと、私は誇りに思っていますよ」

サリさん「お受験にかけるお金で住む場所をレベルアップしたほうがいいと思うんですけどね~。あ、“私の場合は”ってことですよ。やだ、なんか嫌味な感じに聞こえてる? 私そんな性格悪くないですよ?」

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